太陽光発電O&Mブログ

太陽光発電への影の影響

太陽光発電は影の影響が思ったより大きい、という点、注意が必要です。

影は太陽光発電に良くない、というぐらいは、ほとんどの方がご存知でしょうが、影の影響を正しく理解している方はごくわずかです。ほとんどの方は軽視し過ぎています。

「パネルに影が掛かった部分だけが発電しなくなるんでしょ?」と考えがちですが、実際にはパネル上のほんの僅かな影が、そのパネル1枚全部の発電をダメにすることがあります。

「影の面積=発電しない分」という考え方は成り立ちません。
影が縦に入っているのか、横に入っているのか、そんな違いで発電量は大きく変わります。

また、パネルは直列で複数枚が配置されていますが、そのうち1枚が影の影響で発電量が落ちれば、直列でつながっているパネル全体の発電量を引き下げてしまいます。直列でつながっているパネルは一蓮托生です。

太陽光発電への影の影響を軽視してはいけない

太陽光発電への影の影響を軽視してはいけない

なぜそうなるのか?の説明は、太陽光発電がどのような仕組みで発電しているかから説明する必要があり長い話になりますので、ここでは控えます。

発電事業者としては、「影の影響は思ったよりも大きい」かつ「見えている影の部分だけで判断してはダメ」という点を知っていれば良いでしょう。

ただし、施工店やO&M業者は、太陽光発電システムの原理をある程度以上は分かった上で、設計・施工やメンテナンスに携わるべきでしょう。

中には、それら原理に疎く素人同然に影の影響を軽視している施工店やO&M業者も居ます。
「影の影響?心配いらないですよ」と、説明もなしに言い切ってしまうところとのお付き合いは、少し心配したほうが良いかもしれません(笑)。

2017/11/27 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之

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