太陽光発電O&Mブログ

太陽光発電所の点検2

太陽光発電所の発電量が低い原因は何か?
昨日のブログで質問しましたが、どれが主因か分かりましたか?

7台のパワコンの内2台が顕著に発電量が低い原因として、以下を想定しました。

1.実は、パネルの枚数が少ない
2.ストリングが断線している
3.パネルが故障している
4.パネルが汚れている
5.パネルに影が掛かる
6.パワコンが故障している
7.遠隔監視システムが故障している
8.系統側の問題(出力抑制)

さて、どれが原因でしょうか?

発電所

すみません、この写真だけでは分かる訳がありませんよね(笑)。

これら想定されるものの内、どれが主な原因かは、現場に行って点検してみないことには分かりません

ちなみに想定される原因について、少し補足します。

1.実は、パネルの枚数が少ない

設計図面ではどのパワコンも同じパネル枚数になっていますが、実際にはパネル枚数が違っていた、ということもたまにあります。

そもそも物理的に枚数が違う、ということもありますし、パネルは同じ枚数が設置されていても、なぜか配線が繋がっていない、などということもあります。

2.ストリングが断線している

太陽光パネルは一枚だけではほんの僅かな発電しかしません(ざくっと言うと、パネル1枚で年間1万円分程度、月間では800円分程度、1日では28円分程度しか発電しません(定格出力、売電単価により変動しますが))。
パネルを直列に複数枚繋げることで発電量を稼いでいます。
その直列に繋がっているワンセットを『ストリング』と呼び、この『ストリング』をいくつかずつパワコンに入力します。

今回は、9直列(ストリングのパネル枚数)×3並列(パワコンに入力するストリングの数)×7台(パワコンの数)という構成でした。

全体で21ストリング有り、それぞれ9直列なので、合計189枚の太陽光パネルがあります。

このストリングが途中で断線している場合があります。
よく見られるのが、MC4コネクタの焼損です。

ストリングが断線していると当然電気が流れませんので、その分、発電量が下がります。

→つづく

2017/12/22 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之

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