『神は細部に宿る』という言葉があります。
細かいところまできっちり手を抜かず仕上げることが仕事の本質を高める、という具合に理解してますが、太陽光発電所の施工においては、残念ながら手抜きが横行しています。
そんな“神が宿らない”発電所の事例を紹介します。
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今回はPF管の接続で手抜きした例です。
PF管とは電線を通す管のことで、上の写真では下からパワコンに接続してある黒い管のことです。
パワコンとの接続が外れてますが、ここが手抜きで、本来は固定するべきものです。
単にはめてあるだけだったので、少し引っ張るとスコンと抜けました。
固定されていないからと言って、すぐに発電所が壊れるというものではありませんが、隙間から水が入ったり、虫が侵入したりして、電線へのダメージが大きくなります。
PF管は電線の保護をするためのものですが、これでは意味がありません。
このような“神が宿らない”発電所が、20年ノーメンテナンスで故障しないと思いますか?
2018/2/18 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之