fbpx
太陽光発電O&Mブログ

発電量が10%以上少ない!トラブル

最近、低圧の発電事業者から「発電量がシミュレーション値よりも10%以上低い。何が原因?」という問い合わせを続けざまに受けました。
原因を推測するために、ある発電所でヒアリングと遠隔監視データを解析してみました。

状況をまとめると以下のようになります。

・購入後1年間の総発電量で10数%低い
・過積載でパネル容量は100kW程度
・場所は関東
・遠隔監視データ上で重大なアラートはない
・遠隔監視でPSCごとの発電量のバラツキはほぼない
・年間のシミュレーション値は11万kWh以上

現場や点検結果を見ていないため確実なことは言えませんが、第一感は『過大シミュレーション値が原因』と推測しました。販売店によるシミュレーション値自体が、そもそも高すぎたのでは?、という疑いです。

「表面利回り10%以上」でなければ足切りされて購入の検討すらされないという風潮がある中、販売店が「発電量シミュレーション値を上げ」て、見かけ上「表面利回り10%以上」を装う売り方が横行しています。

よくあるのが「過積載の発電所なのにピークカットを考慮しない」というもの。パネルを100kW積んでいれば、100kWの発電所としてシミュレーション値を作ってしまいます。低圧の場合、当然PCSは50kW未満なので、パネル100kW分の発電量をすべて使い切ることはできずピークカットが発生します。

このピークカット分は「パネル100kWなら10数%発生する」と言われており、シミュレーション値より10数%低い、というトラブルと数字が合致します。
仮に販売店がピークカットを知らないなら無知としか言いようがないですし、知っていて無視もしくは悪用しているならば騙す意図があるとしか思えません。

発電事業者が騙されないためには、100kW過積載の低圧発電所が一般的にどのぐらいの発電量があるか、目安を知っておくべきでしょう。

設置エリアやパネル・PCSの種類、架台の形状、パネル角度、影の有無、施工品質などさまざまな要因がありますが、簡単に言ってしまうと、およそ年間10万kWh程度がひとつの目安でしょう。
もちろん諸条件が揃っていれば低圧でも年間12万kW以上という実例もありますが、それは特別。シミュレーション値で10万kWh以上の数字が提示されている場合、その根拠をしっかり聞いて納得できるか、よく検討した方が良いでしょう。

もし購入済みの発電所でこのようなトラブルが発生した場合、できることは少く、
・販売店と交渉する
・実発電量に合わせて運用管理費を圧縮する
ぐらいです。

信頼できるO&M業者と相談しながら対応するのが良いでしょう。

エナジービジョンでは「発電量低下の原因一覧」の無料資料をメルマガに登録いただいた方に配布しています。

以下のフォームからダウンロードしていただけます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

太陽光発電の発電量低下の原因一覧
太陽光発電の発電量低下の原因一覧

約700基以上の太陽光発電所のメンテナンスに取り組んできた エナジービジョン社が、よくある発電量低下の原因と、 発電事業者ができる対策を丁寧に解説いたしました。

これを読めば売電ロス低下を防ぐことができます。

ぜひ資料をダウンロード・メルマガ購読し、売電収入アップにお役立てください。

太陽光発電の発電量低下の原因一覧

下記のフォームより必須項目を入力のうえ送信すると、
ダウンロード案内のメールが送られます。
メールの案内に従ってダウンロードしてください。

必須

※しつこいサービスの勧誘は一切いたしません。いつでも登録を解除できます。

当社は、業務に従事するすべての者が個人情報保護の重要性を認識し、個人情報保護に関連する法令を遵守し、お客様から提供いただく個人情報を適正に取り扱うとともに、安全管理について適切な措置を講じます。個人情報に関する相談・苦情に迅速に対応し、個人情報の取扱いおよび安全管理に係る適切な措置について、適宜見直しを行い改善します。

1.個人情報の取得

当社は、十分な安全管理措置を講じたうえで、業務上必要な範囲で、かつ適法で公正な手段により個人情報を取得します。

2.個人情報の利用目的

当社は、取得した個人情報を当社の再生可能エネルギー発電設備の販売、建設工事、改修工事、検査・点検、運営・メンテナンスおよびこれらの業務の支援、これらに関するセミナー等の事業の実施、ならびに関連する商品およびサービス(関連会社または提携会社が取り扱う商品およびサービスを含みます)の案内および提供等に利用します。
当社は、上記の利用目的について、それられと相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲において変更することがあります。当社は、その変更を行う場合は、その内容を当社ホームページ(http://www.energyvision.tv)等により公表します。

3.個人データの安全管理措置

当社は、取り扱う個人データの漏えい、滅失またはき損の防止その他の安全管理のため、合理的かつ適切な安全対策を講じるとともに、万が一、問題等が発生した場合は、速やかに適切な是正対策を行います。

4.個人データの第三者への提供

当社は、次のいずれかに該当する場合を除き、ご本人の同意なく個人データを第三者へ提供しません。

  • 法令に基づく場合
  • 人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
  • 公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
  • 国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき
  • 個人情報の利用目的の達成に必要な範囲内において、業務委託先に個人データの取扱いの全部または一部を委託する場合
  • 当法人の会員のサービス、商品、セミナー等に関する情報を案内するために必要な個人情報を当法人の会員へ提供する場合
  • 当法人の事業に必要な保険契約に関して、契約締結、保険金請求等に関連する個人情報を保険会社へ提供する場合
  • 当法人の事業に関する相談、苦情もしくは事故への対応、紛争の解決に向けたあっせん等または関係者への情報提供等のために、当法人の事業に関連する公的機関、業界団体等へ必要な個人情報を提供する場合

当社は、上記の個人データを第三者へ提供する場合について、それらのいずれかと相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲において変更することがあります。当社は、その変更を行う場合は、その内容を当社ホームページ(http://www.energyvision.tv)等により公表します。

5.センシティブ情報の取扱い

当社は、政治的見解、信教(宗教、思想および信条をいいます)、労働組合への加盟、人種および民族、門地および本籍地、保健医療および性生活ならびに犯罪歴に関する個人情報(以下「センシティブ情報」といいます)を、次に掲げる場合を除き、取得、利用および第三者への提供を行いません。

  • 法令に基づく場合
  • 人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合
  • 公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合
  • 国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合
  • 当法人の事業に関し、相続による権利承継または相続手続きを伴う事務等の遂行に必要な限りにおいて、センシティブ情報を取得、利用または第三者へ提供する場合
  • 当法人事業の適切な運営を確保する必要性から、本人の同意に基づき事業遂行上必要な範囲でセンシティブ情報を取得、利用または第三者へ提供する場合

6.個人情報の開示、訂正等の手続き

当社が保有する個人情報の開示、訂正、変更、削除もしくは利用の停止の請求、または苦情、相談などについては、下記のお問合せ先へ照会ください。照会者が本人であることを確認させていただいたうえで対応させていただきますので、予め了承願います。

【お問い合わせ先】

株式会社エナジービジョン お客様相談室(ご相談・苦情) TEL:03(5829)6424(平日10:00~17:30) FAX:050(3383)4769 メール:request@energyvision.tv

このサイトはreCAPTCHAによって保護されています。Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

必須
Marketing by
  • ※メールアドレスを登録後、資料をメールにてお送りいたします
  • ※資料ダウンロードを申請すると自動でメールマガジンに登録されます
  • ※メールマガジンはいつでも解除可能です
  • ※営業担当からご状況をお伺いすることがございます
  • ※個人情報保護の観点より、プライバシーを遵守しております。